FPV飛行がしたい!その1 飛ばしてもいい場所ってどこ?

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ドローンによる事故や事件を防ぐため航空法の一部が改正され、「ドローンやラジコン機等の無人航空機の飛行ルール」が決められ、違反した場合には50万円以下の罰金を科されることになりました。
法令を遵守し安全に空物ラジコンで遊ぶために、「飛ばしてもいい場所ってどこ?」をなるべく難しい言葉は使わずに分かりやすくまとめてみました。

1 飛ばしてはいけない空域=除外は許可が必要

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・空港等周辺
空港や臨着場を中心に、円で囲まれた範囲と、進入路にかかる範囲(緑色の範囲)で、概ね半径9kmとなっています。
・150m以上の上空
厳密に言えば、「航空路内は地表or水面から150m以上」、「航空路外は地表or水面から250m以上」となっています。
・人家の密集地域
密集地域(赤色の範囲)での飛行も禁止されています。

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参考画像は国土地理院の地図の兵庫県神戸~芦屋あたりのMAPです。

空域については国土地理院の地図を参照
http://maps.gsi.go.jp/#12/34.683334/135.251656/&base=std&ls=std%7Cdid2010%7Ckokuarea&disp=111&lcd=kokuarea&vs=c1j0l0u0f0
DJP フライトマップ
http://www.dji.com/jp/flysafe/no-fly

国土地理院の地図では、伊丹空港は大きく緑色の円形で囲まれており半径約17km程度、神戸空港の緑色の円形は半径約3kmとなっています。
一方DJIのフライトマップでは、伊丹空港は半径約5km、神戸空港は半径4約kmとなっています。
飛行禁止エリアは各空港により異なると記載がありますので、空港ごとの差はそれかもしれませんが、地理院とDJIのマップの差は分かりません。
追々調べていきます。

2 飛行の方法=除外は許可が必要

・夜間飛行禁止
飛行できるのは日出から日没までで、夜間は飛行禁止。
・目視の範囲内
直接肉眼による範囲内で、常時監視し飛行させること。
「目視」とは、ラジコンを飛行させる者本人が自分の目で見ることをいうもので、別の人(補助者)が見ていたり、双眼鏡やカメラを使用して見ているものは「目視」に含まれません。
・30m以上の安全な距離
人(第三者)やモノ(第三者の建物、自動車など)との間30mを確保すること。
・多数の人が集まる催しの上空は禁止
祭礼、縁日などのイベント時は禁止
・爆発物など危険物を輸送しないこと
・無人航空機から物を投下しないこと

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3 除外事項

・200g未満の機体は除外!
新しく定められた「飛行ルール」は、200g未満のラジコンは除外されます。
逆に言うと、200g以上のラジコンは、ドローンに限らず飛行機やヘリその他の空を飛ぶラジコン類全てで、飛行ルールを守らなくてはいけません。
またこの200g未満と言うのは、ラジコンの重量及びバッテリーの重量の合計で、バッテリー以外の取り外し可能な付属品の重量は含みません。
「取り外し可能な付属品」と言うのがどの程度の付属品を言っているか分かりませんが、ドローンの場合では機体本体とバッテリーは重量に含まれますが、取り外し可能なFPVシステムや、FPVのアンテナ、プロペラガードなどは含まれないと解釈できます。

・室内は除外!
室内は航空法の適応はない。
200g以上でも、夜間でも、目視外飛行でも可能となる。
ただし、自宅ならともかく施設の管理者の許可なく勝手に飛行させることは当然禁止なので、室内だからと言ってどこでも飛ばしてもいいというわけではない。
屋内とは、自宅や体育館等の他、四方をネットで囲まれた場所なども屋内に入る。
ただし目視外飛行については後述の「5 FPV飛行について」参照

4 公園の飛行は各規則による

多くの公園は地方自治体が管理しておりで、上記1・2の「飛行ルール」とは別にラジコンの飛行についてさらに厳しく取り締まられている。
兵庫県では、県内にある15か所の県立都市公園でドローンの利用を禁止しています。
またそれ以外の公園でも、公益財団法人 兵庫県園芸・公園協会が管理する公園では、ルールで空を飛ぶラジコンの利用を禁止しており、神戸市では「公園に関する条例・規則」内で、「重量に関わらず、ドローンやラジコン等の無人航空機・模型航空機の使用はできません。」としているので、それらの管理する公園では、ラジコンの重量にかかわらず飛行が禁止されています。

特例でドローンやラジコン飛行の為に施設を貸出しているような場所もあります。
兵庫県では、三木総合防災公園(三木市)と淡路佐野運動公園(淡路市)の2つの公園で、事前申請すれば合法的に飛行させることができます。
三木総合防災公園では、24,700円(野球場)~277,700円(陸上競技場)、淡路佐野運動公園では13,800円(第2多目的グラウンド)~56,000円(多目的グラウンド)となっており、個人で利用と言うよりは講習会や大会等を行う団体向けの値段設定です。

須磨模型のある兵庫県について細かく調べましたが、各都道府県でもほぼ同じような条例・規則があると思われます。

5 FPV飛行について

最近大流行のFPV飛行は、ラジコンに取り付けられたカメラの映像を見ながら、まるで操縦席に乗ったようなスリリングな飛行映像が楽しめる、一人称視点での飛行を言います。
飛行させるためには、大きく以下の2つの問題があります。

・飛行ルールで決められた「2 飛行の方法」の「目視内のみ」に違反する
飛行ルールで、「直接肉眼による範囲内で、常時監視し飛行させること」となっており、国土交通省の解釈では「基本的には常時監視をしていて、たまにFPVでモニタを確認するレベル」ということです。
もちろん、飛行ルールが適応されない場合、つまり「200g未満のラジコン」や「室内等での飛行」ではFPV飛行しても違反しない事になります。
屋外で200g以上のラジコンの場合は、「申請し許可を取る」しか無いと言えます。

・FPVをするための電波の規制
一般的にFPVでは、ラジコンに積載したカメラの映像を映像送信機(VTX)から電波で飛ばし、映像受信機(VRX)で受診し、モニタで確認しながら飛ばすというもの。
VTXからVRXへ電波を飛ばす場合、日本特有の電波法をクリアする必要が出てきます。
海外から出ているものなどで、日本の電波法をクリアしていない商品などが簡単に購入できる現状ですので、注意して購入してください。

こちらについては長くなりますので、詳細を「FPV飛行がしたい!その2 電波法」で記載します。
やはり法令はややこしい。
少し調べただけでこんなにも制限が出てきました。
私も法律の専門家ではありませんので、全てあっているかわかりませんし、全ての情報がまとまっているわけでは在りません。
各自でよく調べて、法令に違反しないように楽しみましょう。

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