FPV飛行がしたい!その2 電波法

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FPV飛行がしたい!その2 電波法
FPV飛行がしたい!その3 免許取得と申請
FPV飛行がしたい!その4 必要書類の用意
FPV飛行がしたい!その5 開局申請
FPV飛行がしたい!その6 ついにFPV飛行

FPVでは、ラジコンに積載したカメラの映像を映像送信機(VTX)から電波で飛ばし、映像受信機(VRX)で受診し、モニタで確認しながら飛ばすというもの。

Fast Fright Friday – FPV Racing


VTXからVRXへ電波を飛ばす場合、日本国内の電波法をクリアする必要が出てきます。

ここでは、FPVで飛行する際に関わってくる電波法等の法令を遵守し安全に空物ラジコンで遊ぶために、「FPV飛行がしたい!電波法」をなるべく難しい言葉は使わずに分かりやすくまとめてみました。(電波法に関しての知識は素人レベルですので、記載間違いなどあるかもしれませんがご了承ください)
ドローンを飛ばすにあたっての問題点は「FPV飛行がしたい!その1 飛ばしてもいい場所ってどこ?」にまとめていますので、併せてご覧ください。

1 電波法とは

ある程度本格的なラジコンは、2.4GHz帯や72MHz帯等の電波を使用するプロポセットを利用しているが、FPVレース等で使用される映像の送信は5.8GHz帯の電波を使用する。
いずれも、一般の人が使用しても良いと指定されている「アマチュアバンド」にあたる周波数帯のものであるが、使用できる周波数帯や出力等がそれぞれ細かく規定されており、日本で発売されている携帯電話、無線機、無線LAN等の機器には、総務省令によって定められた基準を満たしている証明である「技適マーク」を付けその製品の証明を行っている。

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基本的に技適マークの無い製品は日本では使用できず、どうしても使用したい場合は別途自分で申請する必要がある。
また、技適マークのある製品でも、「アマチュア無線技士の資格」と「無線局の開局申請」が必要な物がある。

以下の場合は免許も申請も必要ない。
・10mW以下の微小な出力の場合 → 特定小電力のトランシーバー、10mW以下のVTXなど
・総務省令によって定められた電波規格に適合するもの → 携帯電話、日本製のプロポなど

海外の製品でFPVができるセットが販売されているが、日本の電波法をクリアしておらず使用することで違法となる場合が多いので要注意である。

2 FPVを始める方法

上記の通りなかなか厳しい現状ですが、FPVを始める方法は以下のパターンに大別できます。

・トイラジコンのプロポ付きのFPVセットを購入する
ジーフォース X800 FP GM802 等のトイラジコンセット(¥19900)を購入すれば、免許や申請不要でその日からすぐにFPVを楽しめます。

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FPVの出来るトイラジコンは多数出ていて1万円前後~4万を超えるものまで様々で、スマホをモニタ代わりに使うものが多い。
ただし前述したように、技適マークを取得しておらず、国内で使用すると違法となる製品も多いので要注意。
自己責任での修理で、修理パーツ類も入手困難、修理代は安め。
空撮向けで、墜落には弱い為、FPVレースには向かない。

・本格的なプロポ付きのFPVセットを購入する
ドローンの世界的シェアNo,1であるDJIのフルセットを購入すれば、免許や申請不要で安全にFPVを楽しめます。
Phantom 4やMavicが新発売されているが、初めてなら値段も安く圧倒的な性能のPhantom 3 Standard(プロポ付きフルセット¥64,800)をお勧めする。

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安心の日本語サポートあり、安定、安全、高画質であるが、基本的にはメーカーやショップによる修理になるため、修理代は高め。
空撮向けで、墜落には弱い為、FPVレースには向かない。

・双葉製プロポ+自作ドローン
国内外で多数販売されている自作ドローンに、国内で定評のある双葉製のプロポセット&FPVモニターの組み合わせで作成する。
好きな機材を組み合わせられ自由度は高いが、フライトコントローラーの設定や、FPVに関する知識、組立にハンダをする必要がある。
自作ドローンと言っても、最近では機体一式がセットになっている組み立てキットや、半完成のARFセットも販売されている。

例1:双葉製プロポ6K+BeeRotor Ultra 210(¥32,000)+双葉S-FHSS/SBUS小型受信機+モニター Eachine LCD5802D(¥16,500-)+マルチ充電器+3セル800mAhリポバッテリー

無題
例2:双葉製プロポ6K+Eachine QX95(¥9,480)+超小型受信機SF800SB+モニター Eachine LCD5802D(¥16,500-)

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超小型のQX95等で組めば200g以下となり、航空法にも抵触しない機体を作成することも可能で、カメラやVTX等の自由度はかなり高い。
高性能で墜落にも強く、修理代も安いため、FPVレースをするならこれ一択!
FPVレース向けで、画質よりも重量やFPVの遅延のなさを優先する為、空撮向けではない。
「アマチュア無線技士4級以上」と「無線局の開局申請」が必要。

自作ドローンに係る免許関連は「FPV飛行がしたい!その3 免許取得と申請」で詳しく説明する。

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