FPV飛行がしたい!その3 免許取得と申請

【関連記事】
FPV飛行がしたい!その1 飛ばしてもいい場所ってどこ?
FPV飛行がしたい!その2 電波法
FPV飛行がしたい!その3 免許取得と申請
FPV飛行がしたい!その4 必要書類の用意
FPV飛行がしたい!その5 開局申請
FPV飛行がしたい!その6 ついにFPV飛行

FPVをする際、映像送信機(VTX)の種類によっては、「アマチュア無線技士4級以上」と「無線局の開局申請」が必要であることは、「FPV飛行がしたい!その2 電波法」で記載した通り。

ここでは、自作ドローンをFPVで飛行させる場合必要な免許及び開局方法について「FPV飛行がしたい!免許取得と申請」でなるべく難しい言葉は使わずに分かりやすくまとめてみました。

71urflfatzl__sl1200_CREATOR: gd-jpeg v1.0 (using IJG JPEG v80), quality = 90201501251034498b2

現状の電波法はFPVの事を考慮して作られたものではないが、電波を出す以上これらをクリアする必要があり、順調に行っても2-3か月程度と1.5万円の費用がかかる以下の様な大変な手順が必要である。
「電波法に抵触せず、これらの手順が不要な方法もありますので、「FPV飛行がしたい!その2 電波法」を参照ください。

1 「アマチュア無線技士」の取得 \7,300~25,000

アマチュア無線技士の資格は、1級~4級まで分かれているが、FPVは「第4級アマチュア無線技士」の免許で事足りる。

免許の取得には以下の2点の方法があります。
(公財)日本無線協会 が実施の国家試験を受ける
日本アマチュア無線復興協会QCQ Planning等が実施している養成課程講習会を受講

車の免許で言うところの、飛び込み試験と教習所の様なイメージで、国家試験は8000円程度、養成課程講習会(2日間)は25000円程度。

日程
国家試験は月に1回程度、全国各地で行われている筆記試験に合格すれば取得でき、神戸市近辺では大阪市中央区の(公財)日本無線協会 近畿支部か広島市中区の中国支部あたりで受験できる。
また年に2日間7月頃の土日、池田市でKANHAMと言うハムフェアが行なわれており、こちらでも国家試験を受験することができる。
いずれも受験月の前々月の1日~20日頃までが申込日となっているため、予定を立てて申し込もう。

試験内容

国家試験は法規12問・工学12問の計24問、4択のマークシート方式で、法規と工学両方で8問以上正解すれば合格となり、年齢制限などもなく子供も受ける中、70%程度の合格率ですので、比較的簡単な部類の試験です。
問題はほぼ全て過去問題から出題され、数値なども全く同じですので、ひたすら過去問を解くだけで合格できます。
ただ、回答順番は入れ替えて出題されますので、回答の番号を覚えるのではなく、答えそのものをしっかり覚えましょう。

(公財)日本無線協会 で過去の問題と解答を公開していますし、試験前日に過去問サイトの問題を勉強して1日で合格できました。

(公財)日本無線協会過去問題
【過去問倶楽部】~アマチュア無線4級~
第4級アマチュア無線技士 過去問題集

合格発表

試験から約3週間程度で、「修了試験結果通知書」が送られてきます。
それまでに下記の申請に必要な書類などをそろえておきましょう。

手数料

受験の申込用紙代120円+郵送料82円(インターネット申請では不要)、受験料は4アマの場合は¥5002を郵便局で払い込む。
合格通知が届くと免許の申請を行いますが、申請は試験合格後3ヶ月以内にしなければなりません。
総務省の電波利用ホームページに「申請書のダウンロード」がありますので印刷し必要事項を記入します。
申請書の他、発行手数料として¥2200分の収入印紙、写真(縦30㎜x横24mm)、切手を貼った返信用封筒、氏名及び生年月日を証する書類等を送付すると、約1か月程度で免許が送られてきます。

s__43073555

2 「総務省 電波利用 電子申請・届出システム Lite」への登録 ¥0

国家試験に合格し無事に免許が届いてもそれだけでは電波を飛ばすことは出来ず、無線局の開局申請が必要です。
専用の用紙をDLして送付する事でも開局申請は可能ですが、ネット上でも同様に申請ができ、こちらの方が値段が安く認可も早いようです。
総務省 電波利用 電子申請・届出システムの右下「電子申請・届け出システムLite」→「新規ユーザー登録」から必要事項を入力すると、数日でユーザーIDとパスワードが登録住所宛に送られてきます。
初回ログインでは、仮パスワードを変更する作業がありますので、「照会・ユーザー情報変更」から任意のパスワードに変更してください。

denpa-top

3 「申請の流れ」と「手数料」について

「電子申請・届け出システムLite」で開局申請を行います。
技適マーク取得済みの機種をそのまま使用する場合は総合通信局へ申請できますが、技適マークのない機種の場合はTSSもしくはJARDと言うところに、技適マークのない機種が国内で使用できる状態であると言う「保証」をもらい、その後総合通信局へ申請を行います。

<TSS開局保証申請>4,800円
<TSS変更保証申請>3,000円

<JARD開局保証申請>1台4,000円/2~5台6,000円/6台以上8,000円
<JARD変更保証申請>1台3,000/2台以上5,000

<総合通信局開局申請> 2,900円

大まかな流れは、「電子申請・届け出システムLite」で申請者の個人情報やアマチュア無線番号、無線機の情報、添付書類(系統図や工事設計書等)を登録し、総合通信局へ申請送信する手前でそのデーターを抽出。
TSS等にそのデータを送り申請手数料を振り込めば、不備がなければ数週間で「保証」データが届く。
その「保証」データを、「電子申請・届け出システムLite」に添付し、総合通信局へ申請を行います。

今回はメジャーなVTX「TS5823」、「TS5823J(日本仕様)」、「Prime600」、一般的なハンディ無線「VX-3」で申請を行います。

FPV飛行がしたい!その4 必要書類の用意」へ続く・・

【関連記事】
FPV飛行がしたい!その1 飛ばしてもいい場所ってどこ?
FPV飛行がしたい!その2 電波法
FPV飛行がしたい!その3 免許取得と申請
FPV飛行がしたい!その4 必要書類の用意
FPV飛行がしたい!その5 開局申請
FPV飛行がしたい!その6 ついにFPV飛行

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする